概要

【STEMS2とは何か】

STEMは、S(Science:科学)、T(Technology:技術)、E(Engineering:工学)、M(Mathematics:数学)の4つの頭文字からなる合成語です。2000年代から、米国を中心に開発され、現在、小学校から大学まで、理系の発想や技法を習得する教育方法として導入されています。日本でも文部科学省の教育指導要領や各種事業にSTEM教育が取り入れられ始めています。
近年、STEMにArt(芸術)を融合したSTEAM(ケンブリッジ大学等)や、Logic(論理学)を融合したMETALS(コロンビア大学等)といった、発展的なSTEMプログラムが次々と開発されています。
STEMS2は、ハワイ大学教育学部が小学校~高校の生徒向けに開発した、STEMに2つのS、 “Social Sciences”(社会科学)と“Sense of Place”(場の感覚)を乗じたSTEM教育です。その特徴は、「感性を用いた探求」→「科学的な分析結果についての仲間との意見交換」→「現象の客観的な理解」です。

【研修目的】

筑波-ハワイ大学STEMS2プログラムは、筑波大学とハワイ大学が協働開発した、高校生のためのフィールドワークにもとづく探求型学習プログラムです。
教室で知識を学ぶのではなく、大自然あふれるハワイ島で火山や海、原生林、コーヒー農場等に足を運び、実際の地球活動や環境・生態系、移民文化を観察します。参加者は数名ずつのチームに分かれ、テーマ別のプロジェクトを行います。最終日に、チームメンバーとのディスカッションを通してフィールドワークから学んだことを英語でチームプレゼンテーションします。また、ハワイの高校生との国際交流の機会をもち、異文化に関する相互理解を深めます。
本研修の目的は、将来、さまざまな分野でグローバルに活躍したい高校生を対象に、STEMS2の学習メソッドにより、多様な価値観を理解し、現象の本質を考える探求力を育成することです。
なお、ハワイには、筑波大学附属学校教諭が引率します。

【期待される研修生像】

本プログラムが期待する受講生像は以下の通りです。

  • 未知のことがらを理解する探求力を学びたい人
  • 周囲の人たちと、積極的にコミュニケーションを取る意欲がある人
  • 野外実習を伴うグループ研修の中で、自分の行動を管理できる人
  • 自分の得意なことで仲間に貢献することを惜しまない人
  • 将来、グローバルに活躍したい人
  • 海外の人たちと英語を使ってお互いのことを知り合いたい人

※一定成績を収めた修了生には、筑波大学とハワイ大学それぞれから受講修了証が授与されます。

【講師】
筑波大学    シェーン・トリカワ特命プログラムコーディネーター

筑波大学 シェーン・トリカワ特命プログラムコーディネーター

  • ハワイ州ホノルル市出身
  • 神田外語学院 英語講師
  • 筑波大学国際経営プロフェッショナル専攻(MBA-IB)修士課程修了(国際経営修士)
  • 筑波-UBCグローバルリーダーズ・プログラム アカデミック・アドバイザー
ハワイ大学教育学部 タラ・オニール准教授

ハワイ大学教育学部 タラ・オニール准教授

  • STEMS2プログラム主任講師
  • ハワイ大学STEMS2 プログラムディレクター
  • 「異文化-場の科学」研究者
  • ニューヨーク州中学校の理科教員として10年間教壇に立つ
  • 米国コロンビア大学教育学大学院より修士号・博士号(中等理科教育)を取得
シャリ・ジュマロン 教諭

Kua o ka Lā New Century Public Charter School (クアオカラ・ニュー・パブリック・チャーター・スクール) シャリ・ジュマロン 教諭

  • ハワイ州公立学校等で20年以上の教員経験
  • 現在はKua o ka Lā New Century Public Charter School にて6年生~12年生に英語を指導
  • STEMS2プログラム講師
  • ハワイ大学マノア校より英語学の文学士を取得。ナショナル大学より教員指導法の修士号を取得
【日程】

2018年8月17日(金)~8月25日(土)

【募集対象・要件・定員】
  • 全国SGH指定校・アソシエイトの高校1年生~3年生
  • 日常会話程度の英語が理解できること
  • 定員:16名(最少催行人数:10名)
【費用】

約36万円(燃油サーチャージ等の影響で変動する場合があります)
下記の費用が含まれます

  • 筑波大学、ハワイ大学による研修費用および教材費
  • 羽田空港-コナ空港間の往復航空運賃
  • ハワイ島での宿泊費・食費
  • ハワイ島での交通費

※国内交通費、パスポート取得代、海外旅行保険、電子渡航認証(ESTA)、超過手荷物料金、個人的な支出(交通費、文具、お小遣い、お土産代等)は費用に含まれていません。

ご不明な点がある場合は、下記担当までメールでお問い合わせください。

問合せ先:
筑波大学附属学校教育局 国際担当
gakuji-sgh@un.tsukuba.ac.jp